道具の達人21~チェンソー~

みなさん、チェンソーの世界一の販売台数を誇るメーカーはご存知ですか?それはドイツのSTIHL(スチール)というメーカーです。このチェンソーはチェーン、バー、本体からなりますが、全てを自社工場で作っているのはSTIHLだけです。ということは、機械にあった最適なチェーン、バーを作ることが出来るということ、また逆も然りということです。

STIHLの工場は、ドイツ、スイス、アメリカ、中国にあります。先日、そのドイツとスイスの工場を見学させてもらう機会がありました。スイスではチェーンとバーを作っている工場を見学しました。チェーンは刃、ドライブリンクの組合せからできていますが、一つひとつの材料はもちろんそれを繋ぎ合わせているリベットまで熱処理をし、耐久性を持たせていました。バーに至っては、先端の非常に負荷がかかる部分に銀と同じくらい高価な素材を使いチェーンによる摩擦を軽減させていました。

また、ドイツの工場では本体の組立工程を見学しました。出荷数の多い機種に関しては自動化が進んでいますが、排気量の大きい、出荷数の少ない機種に関しては人間の手で組立を行っていました。一つの工程が終わるたびにチェックをし、人為的ミスが無いようにしていました。
そして、最後には全台数を試運転していたのにはびっくりしました。

スイス工場も、ドイツ工場も何工程もある中で、非常に多い品質チェックがあり製品が出来上がっていました。そして、最終的なチェックは人間の眼によるものでした。機械的には問題のないものでも、小さな凹みや塗装の不具合などをチェックしている人間の目はまさに職人の目でした。

STIHLが世界一のメーカーである所以は品質にあり、改めて信頼できるメーカーであると思いました。みなさんがチェンソーを選ばれるときはぜひSTIHLを選択肢にいれてください。損はありません!