道具の達人19~防草シート~

最初、この連載を始めたころは1,2年くらいで終わるだろうと思っておりましたが、早くも丸3年が経ちました。という訳で4年目の春です。やっと暖かくなってきて、草刈機が活躍する季節になってきました。しかし、今回のテーマは草刈機ではありません。

これからの季節は草を刈ってもすぐに伸びてきてしまったり、除草剤を散布しても雨で流れてしまったりということがよくあります。また、頻繁に手入れが出来るようなところならいいですが、離れたところに土地があったり、休んでいる農地の畔であったりというところはあまり世話が出来ず雑草が生い茂ったりしますよね。周りにも迷惑がかかることがあるのでいつまでも放っておくことができません。そういうところに最近よく使われるのが、防草シートです。

防草シートを地面に敷くことにより、日光を遮り光合成を抑えることで、草が生えるのを抑えます。除草剤などの薬剤は含まれていないので、子供やペットが遊ぶ家庭でも安心して使えます。しかも、一度きちんと施工しておくとこまめな草刈が何年も不要になります。

しかし、ここで重要なのが、防草シートの選定です。せっかく防草シートを施行しても草が突き破って生えてくることがあります。その原因のほとんどは防草シートにあります。

薄いものを使っているときちんと日光が遮断されずに雑草の成長を抑えることが出来ません。また、織り込みタイプの防草シートは繊維が寄って透き間が空いてしまい、そこから草が生えてしまうことがあります。お勧めは厚みがあり不織布のタイプです。透水性もあり、上に砂利を敷きこんでも丈夫で耐久性もあります。

防草シートは初期投資は若干かかりますが、草刈の労働力や除草剤などのことを考えるとかえって経済的ですので、ぜひお勧めします。