クリスマスのぶたぶた

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矢崎 在美 著
徳間文庫


タイトルのとおり“ぶた”のお話。ただの“ぶた”ではなくて、大きな耳に、突き出た鼻、ビーズの点目。右耳が少しそっくり返っている小さなピンク色のぬいぐるみ。中身は中年のおじさん!!名前は、山崎ぶたぶた。このぶたぶたさん、家政夫、フランス料理の料理人、タクシーの運転手、刑事…。どんな職業でも、とっても優秀!!

本書は、そんな彼がクリスマスにちなんだステキな職業で登場し、彼と出会った人たち「お留守番中の悠香」「時間にルーズな彼氏に振り回される由紀」「イブの夜も仕事の30女 春奈と杏子」「怖がりのブティック店員 玲子」「塾の冬期集中講座中の奈々」「ケーキ屋でバイト中の貴子」…等が体験する特別な夜の物語で、12月24日から元日までが描かれています。読み終わった後に、なんだか心がほっこりとあたたかくなる作品です。

ぶたぶたさんが活躍する作品は、他にもたくさん出ていて、そのほとんどが短編形式で読みやすく、疲れている時や心が折れそうな時に、ぜひおすすめしたシリーズです。

加西市立図書館